SEOなんて無くなれば

「どうしたら検索エンジンでトップに出るのですか?」
「もっと検索エンジンからのアクセスを増やしたいのですが。」
「SEO専門の業者に頼めば絶対にトップに表示されるのでしょうか?」

こんな質問はよく受け付けます。そのたびに私は答えます。

「ある程度正しいHTML文法で自分のアピールしたいコンテンツを分かりやすく書いていけば自然と上位に表示されるようになってきます。」
「上位表示を意識し、そのことにかける時間と費用があるのなら、コンテンツの充実にその時間と費用をかけるべきですよ。」

もちろん、フラッシュを駆使したサイトやフレーム構造、文法を無視した複雑なテーブルレイアウトなどサイト自体の修正が必要な場合もあります。しかし多くの場合わずか数ページの会社案内のサイトに対してどうやったら上位に…というご要望。

このJournalでも何度も書いていますがわずか数ページの会社案内のサイトがあるキーワードで上位に出るなんて事があったらその検索エンジンの信頼性にかかわります。

多くの場合、検索する人は情報を探しています。情報を探しているのに検索結果で会社案内ばかりだったとしたらその人は「この検索エンジン使えない…」と判断してしまいます。

検索エンジンにとってはそう判断されることは死活問題です。ですから会社案内程度のサイトは上位に出てはきません。出てくるとしたらその会社名で検索したときか、よほど珍しいキーワードで検索したときだけでしょう。

それでも巷には多くの怪しげなSEO会社があります。あくまでも私の考えですが、良いSEO会社はサイト全体の構造や文法、キーワードについてちょっとだけ意識して…ユーザーに分かりやすいサイトに仕上げる。というような事をするところと思っています。

SEO会社またはWeb制作会社の中にはあからさまなキーワードの詰め込みを行ったり、クライアントのサイトに自分の会社のリンクを入れたり、リンク集と称して自分のクライアントのサイトを列挙したりするところもあります。

みっともないとしか言いようがありません。

私はそんなみっともない事はしません。制作の際には構造をシンプルに文法は正しくを心がけています。そして何よりサイトオーナーのサイトに対する心構え。きちんと更新しましょう。とかユーザーの求める情報を公開していきましょう。とか当たり前のことを提案するだけです。

そのことに応えてくれるサイトオーナーのホームページは知らないうちに上位に出ています。とある中小企業クライアント様はサイト公開後3年余りでブログなども活用しつつ数百ページのコンテンツを持つサイトに育てました。今では日に1,000を超えるアクセスを得ています。

毎日更新されるそのブログからは仕事に対する真摯な姿勢、まじめさが良く伝わってきます。ホームページに広告として即効性のあるものを期待するのであればそれは間違っている気がします。場合によっては雑誌広告や折込チラシのほうがずっと効果があるでしょう。

ホームページは窓口です。営業所です。訪れる人を楽しませる、飽きさせないこと。そのようなところには人が多く集まるようになります。人が多く集まるようになったときにふと気が付くと検索エンジンでも上位に表示されている。

そういうものです。

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