ここ数日の朝刊の記事に「もうヒバクシャは増やさない」という記事が連載されています。
私が子供だった昭和40年代から50年代、戦争のことはまだ比較的近い過去のことでした。法事やお盆、お正月などで人が集まると誰とはなしに空襲の話や満州での話が始まりました。
今はそれを知る人も少なく、また当時の記憶がある人も高齢となりなかなか話を聞く機会も少なくなりました。テレビや新聞などで外国の戦争のことが報じられていても、どこか他人事のようにも感じてしまいます。
まして子供たちにとっては戦争というのはもう遠い過去の事。戦争を経験したのはひいおじいちゃんの世代になってしまうでしょう。
毎年夏になると、戦争に関する記事を見かけることが多くなります。今はまだ戦争について語る人たちがいるから記事も作ることが出来ますが、あと20年もすると戦争経験者はさらに少なくなるでしょう。
そのときにマスコミも戦争が「遠い過去の事」として取り扱わないよう願わずにはいられません。
この夏から戦争体験者である私の両親と同居することにしました。子供たちにたくさん話を聞かせて欲しいし、またそれが、あの時代を生きた人たちの使命でもあるように感じます。
そしてそれをしっかり受け継いでいくこと、それが私たち以降の世代のやるべきことなのでしょう。
中学生の頃、私は広島に行きました。あの時見た「原爆ドーム」「資料館」で感じた衝撃は今でも忘れることは出来ません。毎年原爆の日の頃になると思い出します。本当に恐ろしいものをヒトは作り、それを使ったものです。