トムラウシ遭難防止

今朝の新聞に北海道大雪山系トムラウシ山の遭難防止対策の記事が出ていました。地元山岳会が雪渓上に登山道を示すマークをしたとのことです。毎年遭難の多い間違いやすいポイントに案内が表示されるというのは登山者にとってはとても心強いものとなるでしょう。

しかし記事にもあるように雪渓の上を歩くのは冬山と同じです。転倒、滑落の危険もガスがかかりルートが分からなくなる危険もあります。万全の装備と、経験豊富なリーダーの元で登山を楽しんでほしいものです。

特に普段夏山ばかり登っている人は地図を読めない人が多い。また、北海道の山は北アルプスや南アルプスのように行列になって登ることはまずありません。雪渓上に人の通った跡が残ることも殆どないと考えていた方がよいでしょう。

「あっちの方に人がいるからあっちに行けば良い」という判断は出来ません。

自分でしっかり地図を読むことが出来ないといくらマークがしてあっても遭難の可能性はあります。学生のころ山を登っていたときには冬山も登っていたので当然地図から現在自分たちのいる場所、これからとるべきルートを判断する能力が要求されました。

しかしいくら地図読みに自信があっても天候によっては判断を迷ったり間違えたりすることはあります。大切なことはその誤りに早く気がつくこと。そしてその後間違った地点に戻ることです。地図の上で「ここで間違えたらこんな地形が現れる」というような事を十分シュミレーションしておくことが実際の登山を安全にしますし、地図読みの正確性も向上します。

これから北海道は登山に最適な季節です。安全でルールやマナーを守った登山を楽しんでください。

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